4歳と1歳の男の子を育てる看護師ママ、ちゃんゆうです♡
今日は、少し真面目なお話を。
私は中学1年のときに側湾症の手術を受けました。
今も背中には手術の跡が残っています。
普段の生活は元気に過ごせてるけど、
子どもの頃は、この体のことをどう受け止めていいか分からず、
人に伝えるのも、すごく勇気がいりました。
🏫小学生の頃、勇気を出して話したのに…
小学生のとき、仲のいい女子グループに、思い切って言ってみたことがあります。
「実はね、背骨の病気があって、病院に通ってるんだ」
自分の中では、とても大きな決断でした。
「伝えてよかった」って思える反応を期待していたのかもしれません。
そしたら、一人の子がこう言ってくれたんです。
「じゃあ、保健室、一緒に行こっか?」
その言葉がすごく嬉しくて、少し安心したその直後。
別の子が、小さな声でこう言いました。
「それって、私がついていかなきゃいけないの?」
そのひと言が胸に突き刺さって、
「私は迷惑な存在なんだ」って思ってしまいました。
何も言えず、笑ってごまかしたけれど、
その日から病気のことを人に話すのが、ちょっと怖くなりました。
👭高校の友達に伝えたとき
それでも高校に入ってから、
少しずつ「伝えても大丈夫かもしれない」と思えるようになってきました。
あるとき、仲のいい友達に、さらっと話したんです。
「中学のとき手術してて、背中にちょっと傷があるんだ」
するとその子は、
「そうなんだ。全然気にしてなかったよ〜」
って笑って言ってくれました。
そのひと言が、私の心をふわっと軽くしてくれたのを今でも覚えています。
💍夫に伝えたとき、逆によかったと思えた話
そして、今の夫に話したのは、まだ付き合っていた頃。
「中学のときに手術をしていて、背中に傷があるの」
「妊娠や出産にも影響があるかもしれないし、知っておいてほしいんだ」
そう伝えたとき、夫は特に驚くわけでも、気をつかう感じでもなくて。
「あ、そうなんだ。全然気にしてないよ」
って、さらっと答えました。
私は逆にその“さらっと感”が、とてもありがたかった。
「特別扱い」も「気の毒そうな顔」もいらなかった。
何も変わらないように接してくれるその感じが、一番うれしかったんです。
それをきっかけに、私自身も自分の体のことを
「悪いもの」ではなく、「ちゃんと向き合ってきた大事な経験」として受け止められるようになりました。
最後に
側湾症のことを人に伝えるって、ほんとうに勇気のいることです。
でも、それは「誰かに頼る」ためだけじゃなくて、
「私はこうして生きてきた」って伝えることでもあると思うんです。
誰かのひと言に傷つくこともある。
でも、ちゃんと受け止めてくれる人も、必ずいます。
過去の自分に伝えたい。
「あなたは、なにも悪くないよ。話してよかったって、きっと思える日がくるから」
今、もし同じように悩んでいる誰かがいるなら、
その背中をそっと押せたらうれしいです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます♡
また書きます。ちゃんゆうでした。
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