側弯症 カーブ角度にいちいち泣いたり喜んだりしていた、あの頃の私

側弯症

4歳と1歳の男の子を育てる、

看護師ママ ちゃんゆうです♡

毎日子どもたちと過ごしていると、ふと昔の自分のことを思い出すことがあります。

今日は、中学時代の私が向き合っていた「側弯症」のことを書いてみようと思います。

小学3年のときに側弯症と診断されて、

そこからコルセット治療が始まりました。

服の下に毎日装着して、体育の授業中だけ外して、

終わったらまたすぐつける。

夏の暑い日も、目立たないように気をつけながら生活していました。

「これ以上、進行しませんように」

そんな思いで、毎日頑張っていました。

3ヶ月に一度の定期検診。

コルセットを外してレントゲンを撮って、

先生の口から出る「角度の数字」に、いつも緊張していました。

ある日、「前回と角度は変わっていませんね。進行していませんよ」と言われたことがありました。

その瞬間、心から嬉しかったのを覚えています。

自分の頑張りがちゃんと届いた気がして、

「続けていてよかった」と思えた時間でした。

けれど、その次の検診では

「少し進行しています」と言われました。

どうして? ちゃんとつけていたのに。

毎日あんなに頑張っていたのに。

悔しさと悲しさが混ざって、

なんだか心が追いつかなくなってしまったこともありました。

でも今、母になった私がその頃の自分に声をかけられるなら、

「あなたはちゃんと頑張ってたよ」と伝えたいです。

結果が思うようにいかなくても、

毎日自分の身体と真剣に向き合っていたこと。

それは確かに、強さだったと思います。

子育ても同じように、思い通りにならないことの連続です。

でも、目には見えない日々の積み重ねこそが、

きっと意味のあることだと信じています。

あの頃、カーブ角度に泣いたり笑ったりしていた私。

今は子どもたちの成長に泣いたり笑ったりしています。

過去の自分にも、今の自分にも、

「よく頑張ってるね」と言ってあげたくなります。

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