4歳と1歳の男の子を育てる
看護師ママちゃんゆうです♡
側弯の手術が終わったら、あとは回復を待つだけ。そう思っていましたが毎日少しずつ体を慣らしていくリハビリが待っていました。
最初の試練は体位変換!!
術後数時間は同じ姿勢で過ごします。
看護師さんが「右向きになってみましょう」と声をかけてくれたのですが、これがとにかく痛い。
体の向きを変えるだけで背中の内側がズキッと響いて、思わず泣き声が出てしまいました。
術直後の夜中も痛みで目が覚め、ナースコールの紐を思い切り引っ張ってしまうほど。。。
麻酔科の先生が緊急できてくれて、追加で痛み止めを入れてもらい、ようやく落ち着きました。
手術から1週間後、「今日からトイレに行きましょう」と言われました。
ベッドから起き上がると、体が自分のものじゃないみたいで、まさに生まれたての子鹿。
1週間寝たきりだと、足はガタガタ震えて、歩き方もぎこちない。
たった数メートルの距離でも、歩くのって大変だなと思いました。
それからは、毎日少しずつ距離を延ばす練習。
昨日より今日は少し楽に動ける、その積み重ねがリハビリなんだと感じました。
看護師さんのよく頑張りましたね!という一言が、小さな励みになっていました。
手術後のリハビリは、想像以上に劇的なことが毎日起こるわけではありません。
でも、立ち上がる、向きを変える、歩く、そんな日常の動作が最初はすごく大変に感じます。そして、普通に動けることがなんて幸せなんだと思い知ることができました。
その日常を一歩ずつ取り戻していく過程にこそ意味があるんだと思います。あの日々が今の私を作ってくれています。
私がしておいたらよかったなぁと思う準備を挙げてみます。
○痛み止めについて事前に相談しておく
術後は痛みが強い時間があります。私の場合、追加で入れてもらえたのは本当に助かりました。どのくらいお願いできるか、自分は痛みに弱いのか強いのかを前もって伝えて、痛み止めについて聞いておくと安心です。
○ベッド上で過ごすための小物
イヤホンや好きな音楽、スマホスタンドなど、動かずに気分を紛らわせるものが役立ちました。気持ちが落ち着くだけでも体が少し楽になります。
○前開きの服
体をひねらずに着替えられる服は必須でした。肌触りのいい素材が便利です。
○水筒やストロー付きのカップ
体を起こさなくても水分補給できるので、夜中や体がしんどいときに重宝しました。
これから手術を受ける方に伝えたいのは、無理せず、一歩ずつということです。
リハビリは急ぐ必要はありません。少し動けるようになるたびに、自分を褒めてあげてください。
その積み重ねが、確実に回復への道になります♡
最後までご覧いただきありがとうございました♡
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