私は中学1年のときに側湾症の手術を受けました。手術後は体に少し負担がかかることもあり、学校生活にちょっと不安を感じていました。長時間座ることや体育の授業、教科書や荷物の持ち運びなど、普段は気にならないことでも体には負担になることがあります。「学校でどう過ごせばいいんだろう」「先生にどう理解してもらえば安心できるんだろう」と、最初は少し緊張したり心配したりする毎日でした。
まず私がしたのは、担任の先生と養護教諭に相談することでした。担任には、授業中や体育の授業で気をつけたいことを、なるべく分かりやすく伝えました。例えば、座っていると腰が痛くなる可能性があること、養護教諭には、手術後の日常で気をつけることや体に負担をかけすぎない工夫を伝え、必要な配慮をお願いしました。「授業中に疲れるときがある」「荷物は軽めにしてほしい」「重いものを持つのは体に負担がかかる」といった具体的なお願いを伝えると、先生も理解してくれやすくなりました。少しずつ、先生たちに自分の状況を知ってもらえることで、ちゃんゆうの心も落ち着いてきました。
教室での環境も少し工夫しました。背中や腰に負担がかかりにくくなるように、必要に応じてクッションを使ったりしました。体育の授業では、無理せず参加できるように先生と事前に相談し、一部見学や軽い運動に変更してもらうこともありました。部活動の顧問の先生にも相談しました。
また、教科書や荷物もできるだけ軽くで済むように教科書を持って帰らず置いておくことを了承してもらい、少しでも体にやさしい環境を作りました。こうした小さな工夫が積み重なることで、学校での毎日が安心して過ごせるものになっていきました。
体に負担がかかる場面や配慮が必要なことは、その都度直接先生にお話しました。また、通院の状況を定期的に報告することで、先生がいつでも最新の情報を知ることができるようにしました。こうして、先生も配慮しやすくなり、私も安心して学校生活を送ることができました。
無理せず先生に伝えていいという、自分が納得できる環境があると、勉強や友達との時間も気持ちよく過ごせます。側湾症があることで少し不便さを感じることもありますが、先生に協力していただき、環境を整えることで、毎日を安心して過ごすことができました。こうした経験を通して、自分の体と上手に付き合うことや、困ったときには相談する大切さも学べたと思っています♡
最後までご覧いただきありがとうございました♡
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