結婚式でのドレス選び。背中の傷をどう隠した?

日常

ハワイでの家族婚で私が選んだ「自分らしいスタイル」

中学1年のとき、側湾症の手術を受けました。

それ以来、私の背中には大きな手術痕が1本、まっすぐ残っています。

普段は忘れていることも多いけれど、

「結婚式のドレス選び」となると、急に気になり始めて……。

「背中が開いたドレス、着てみたいな」

「でも、傷ってやっぱり目立つよね……?」

そんなふうに、心が揺れていたのをよく覚えています。

家族だけのハワイ挙式を選びました

私たちは、家族だけを招いたハワイでのリゾート婚を選びました。

派手な演出もなく、気取らない小さな結婚式。

でも、目の前には海が広がって、風は心地よくて。

それだけで、すごく特別な空間でした。

ドレスは、背中が少し開いたシンプルなAラインドレス。

そのドレスに合わせて、いちばん悩んだのがヘアスタイルでした。

編み込みのダウンスタイルで、自然にカバー

「アップスタイルにすると、傷が丸見えになるかも…」

編み込みを取り入れたダウンスタイルでした。

トップからゆるく編み込んで、後ろはふんわりカールをつけて背中に流す。

そうすることで、背中の傷が自然に隠れる位置に髪がくるように調整してもらったんです。

現地の風にもやさしくなびいて、写真映えも最高。

背中をしっかり隠したわけではないのに、気にならない仕上がりで大満足でした。

「隠す」ことは、恥ずかしいことじゃない

正直な気持ちを言えば、

「堂々と背中を見せられるくらい、自信が持てたらな」って思ったこともあります。

でも、私が本当に大切にしたかったのは、

自分が笑顔でいられること。自分らしく、自然体で過ごせること。

だから、傷を見せないようにヘアスタイルを工夫したのは、

「恥ずかしいから」じゃなくて、安心して自分らしくいられるから。

その選択をして、ほんとうによかったと思っています。

同じように悩んでいるあなたへ

背中に傷があることで、ドレス選びに不安を感じる人は少なくないと思います。

でも、無理に隠す必要もないし、無理に見せる必要もない。

大事なのは、「あなたがどう在りたいか」という気持ちです。

ヘアスタイルでも、ドレスの形でも、

工夫次第で「自分らしく」「堂々と」過ごす方法はちゃんとあります。

私は、編み込みのダウンスタイルという選択で、

その日一日、心から笑っていられました。

おわりに:ハワイの風と、私らしい一日

あの日、ハワイの風がやさしく吹くなかで、

家族に見守られながら、結婚式を終えることができました。

背中の傷も気にならず、心から楽しめたこと。

そして、「隠す」ことをポジティブに捉えられたこと。

あの編み込みスタイルは、私にとってのお守りのような髪型になりました。

同じように悩んでいる人に、少しでも届いたら嬉しいです。

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